正規留学


<海外の高校や大学, 専門学校などで資格を取得できる>

正規留学とは, 海外のスクールに通って,専門科目の単位や卒業資格を取得する留学のこと。語学留学と違う点は, ほとんどの正規留学では, 自分が入学しようとする大学や専門学校に願書の提出を用意する時点までにTOEFL やIELTSなどの英語力判定が規定のスコアを満たしていることが必要となります。美術や音楽など芸術系の学科では, それぞれの専門分野の基礎知識や技術をある程度以上修得していることなどが入学条件となり,ポートフォリオやCDで作品などを提出して事前に入学適正審査を受ける場合もあります。


<学生ビザが必要 >

正規留学は最低でも6ヶ月~1年以上の長期滞在となるため, 学生ビザ(入国査証)申請が必要になります。 ビザ申請から実際にビザが降りるまでには 6週間から~長い場合は数ヶ月かかる場合もあるので, 手際よく留学先のスクールを決めて, 早めに留学手続きをスタートすることをお薦めします。


<正規留学のメリットについて>

正規留学で海外の教育機関で学びコースを修了すると, サーティフィケイトやディプロマという取得単位の証明書を受け取ることが出来ます。例えばアメリカの大学で1年の建築学科のディプロマを取得すれば, 将来カナダ,イギリス, オーストラリアなど他の国で大学の2年次に編入することが可能な場合があります。さらに3~4年の長期留学を無事修了すれば, 海外の大学の卒業資格が得られることも正規留学の大きな特徴の一つです。

☆日本の高校や大学に通っていても,なかなか自分の目標が見つけられない。また自分の好きな学科や技術を海外で学んで自分の力を世界の舞台で試したい, などという動機から近年多くの生徒さんが正規留学をされています。


<コース選択のポイント>

正規留学では, 自分が選択したいコースを多くの選択肢の中から選ぶことが出来ます。 アルファベット順では Accounting から Zoologyまでおよそ200近い学科数があり 分野別には ①医療・福祉系, ②理工系, ③政治・経済系, ④文学・語学系, ⑤農水産系, ⑥芸術系, ⑦教育・児童系, ⑧法律 ⑨その他 の中から自分が勉強したい学科を選択することができます。これら正規留学のコースのほとんどはアカデミックイヤーと呼ばれる1年を単位としたユニットで構成されており, 各コースを修了した生徒には取得単位の証としてのディプロマや, 修了証書サーティフィケイトが発行されます。


<海外の大学・高校への入学条件>

海外の大学に入学するには, まず希望する大学やコースの入学に必要な条件を調べなければなりません。日本のように生徒が一斉に受験する入試はありませんが, 大学の学部に入るには高校までの成績のGPAやTOEFL,SATI,SATIIなどを事前に受けて, 大学が指定するレベルの成績が取れていなければ入学の申込みが出来ません。成績証明書の他にもエッセイや推薦状を提出する必要があるので, それらを含めると最低でも6ヶ月~平均1年以上前から準備を始める必要があります。海外の高校への入学の場合でも, まず日本で義務教育を終えていること(中学卒業)の証明, 成績証明書,学校や先生の推薦状の提出が必要となります。


< 入学時の英語レベル >

正規留学はしたいが, どうしても今の英語力では TOEFLや IELTSで規定のスコアに届かない。 …そんな場合にビューインターナショナル留学センターでは 「ESLプラス正規留学」をお薦めしています。ESLとは英語集中コースのこと。 つまり留学をしたいと思っても英語力が少し低くて希望のコースに直接入学できないような場合, 最初の数ヶ月間だけ大学付属や私立の英語学校でESLを受講して英語のスキルアップを計れば, その後続けて希望の正規のコースに移行することが出来るというものです。詳しくは担当の留学カウンセラーにお尋ね下さい。


< 学校の選び方 >

まず始めに,専攻したい学部や学科がどの大学やスクールで受講できるかを調べます。希望の州や地域で大学やスクールを選ぶことも出来ますが, 自分の希望により近い学部や学科のあるという条件を優先して選ぶ, または取得出来る単位や資格などで選ぶことも出来ます。 またスクールの規模や施設をチェックすることも大切です。大学によっては学生数, 学部の数, 施設の充実度がかなり差があります。あと周辺環境が都会か郊外かによっても生活費にかなり差が出ることがあります。郊外のスクールはと都会と比べると治安がよく, 物価も安め。都心のスクールは生活費は少し高くなりますが, 多くの公共施設が近くにあり, 他の学校や地元の企業とも連携が取れ易いなどのメリットがあります。