語学留学
母国語を英語としない人たちのための英語教育機関, すなわち『英語学校』への留学。
イギリスと並んでアメリカにも優れたESL (English as a Second Language = 英語集中コース)を持つ学校が数多くある。アメリカの語学学校には大きく分けて2種類あり,
おもに大学やコミュニティーカレッジのキャンパス内または大学の近くに併設した大学付属のものと一般の私立の英語学校の場合に分類できる。
大学付属の英語学校の場合は本来その大学に入学が決まっている外国人留学生のための英語集中プログラムを中心に授業が構成されているケースが多いが, 英語学校のみを目的とする学生も受け入れている。私立の英語学校は最低2週間からのESLコースを毎月開講しているところが多いため,2週間から6ケ月前後の比較的短期間の英語留学をする場合に適している。
どちらかといえば私立の英語学校の方が一般的に自分のスケジュールに合わせて留学計画が立てやすい。大学付属の英語学校の場合, 一部の学校施設が利用できたり聴講や学生寮の利用が出来るメリットはあるが, コースの期間が大学のセメスター(学期)に合わせて設定されているためコースの長さや開始時期などは学校ごとに異なる。
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<入学レベル>
英語学習のためのプログラムなのでTOEFLなど入学時の英語のレベルは問われないので初心者でも全く問題はない。
平均的なスクールの場合, 入学時にプレイスメントテストを行い生徒は4~8段階のクラスレベルに分けられる。
クラスの人数は8~15人程度(ピーク時)。
授業はクラスワークの他課外授業やクラスの先生引率の小旅行などをとり混ぜた楽しいものも多い。
英語検定受験のための集中コース以外は, スピーキング, ヒアリングを中心に実践的な会話強化を主な目的とする授業が多く, リラックスした雰囲気で英語学習が出来る。
カナダの語学留学には私立の語学学校に通う方法以外にコミュニティカレッジや州立大学などの大学付属の語学学校で学ぶ道もある。私立の語学学校は比較的入学時期が自由で最短2週間から4週間位の英語プログラムも用意しているところが多いので, 短気英語留学を考える場合に適している。
一方, 大学付属の語学学校になると, キャンパス内にある大学の施設を一部使用出来たり, また学部生との交流や聴講制度を利用出来るメリットはあるが, ESLのスケジュールが本来学部をめざす留学生のために組まれているため, コースの開始終了時期は大学のセメスターに準じている。
6ヶ月以上の留学を計画出来る場合は, 参加期間を検討の上, 申し込む必要がある。
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<入学レベル>
語学学校の場合は英語の学習を目的としているため, 入学時の英語力は問われない。
入学後プレイスメントテストを受け, 自分のレベルに合ったクラスに振り分けられる。
イギリスの語学学校は大きく私立と公立の2種類に分けられる。私立の語学学校の数は全国で400校以上にものぼるが, そのうちブリティッシュ・カウンシル公認校は, 約150校でこれらは ARELS (Association of Recognised English Language Schools)と呼ばれる語学学校連盟に属しており, 教授法, 授業のカリキュラム, 教師の質, 学校施設, 運営方針などの点で一定の水準を満たした学校である証明として国から認可を受けている。
これらの学校では最高15名までのクラス運営のもと, 留学生を対象に丁寧な指導をモットーに生徒のレベルに合わせて授業を行っている。
一般英語コース(General English) のほか,
6~9月のホリデーコース, ビジネス英語コース, 英語検定準備コース, 進学英語コースなどが主だが, 長期も留学生には一般英語に加え, 秘書英語,コンピューター, 貿易, トラベルなど専門職に役立つ Skill (技術)を同時に身につけるための授業を併設している学校も増える傾向にある。
一方, 公立校は, BASCELT(British Association of State CollegeinEnglishLanguage Teaching) と呼ばれる機関に加盟しているところが多く, 現在約60校ある。BASCELT の英語コースの多くは公立学校 (Futher Education College) の一般コースを受講する外国人学生のための英語集中プログラムのような形で始まったものが多く, 週1日または2日のみのパートタイムコースや, 夜間の授業などもある。 ARELS(私立)と比べると, 比較的授業料は安いが, スクールごとに授業の内容や学校施設にばらつきがあるので, 学校選択の際注意したい。
<入学レベル>
英語学習のためのプログラムの場合,
全く初心者からでも問題はない。ただし, 6ヶ月以上も長期語学留学の場合, ビザの申請時に注意が必要。
オーストラリアの語学留学を考える際,
学校を選ぶにあたってはオーストラリア政府の認可を受けたCRICOSの登録校であるかどうかをチェックするようにしたい。
大学付属やTAFE付属, 専門学校付属のそれぞれの語学学校を選択する場合は, 大学をはじめ学校のキャンパス内に英語学校が併設されていることが多く, 将来その大学、TAFE等に進学を希望している人に適している。
私立の語学学校の場合はELICOS加盟校であれば教師陣の質, 教育方針,
設備の充実などの面で一定の水準を保っているので安心出来る。語学学校のほとんどが一般英語(GE)コースのほか, ビジネス英語、TOEFL準備コース, IELTS対策コースなどを設けている。入学時にはプレイスメントテストと呼ばれる英語のレベルチェックテストを受け,
その後3~9段階のレベル別にクラス分けされて授業を受けるのでまったく話せないビギナーでも心配ない。一般英語のコースである程度力をつけてその後, その他のコースを併せて受講するのが効果的だ。コースへの参加期間は通年いつからでも可能だが, 通常10週間前後で1セッションとなっている。
学校によっては最低2週間からのコースを持つものもある。コースが修了すればCertificateを授与されるが将来高等教育機関等に進学を希望する場合は語学学校に在学中にTOEFLやIELTS などの検定試験を受験しておくことが望ましい。
<入学レベル>
英語学習のためのプログラムの場合, 全く初心者でも参加出来る。オーストラリアの場合,
ワーキングホリデーでは語学留学の最長履修期間に制限があるので注意が必要。
一般英語(General English) のコースは大きく3つに分類される。
大学付属の英語コース, ポリテクニックや専門学校付属の英語コース, そして私立の語学学校の英語コース。
これらのうち大学付属の英語コースの場合は, 基本的に大学の学部に編入学するための予備コースを併設している場合が多く,
海外からの留学生の中にも最近参加者が増えてきている。ポリテクニックや専門学校付属の英語コースの場合もそれぞれのスクール
の本科の授業を専攻する外国人学生のための英語強化を目的としたものが多いが,
英語留学のみの目的の生徒も自由に参加できる。私立の語学学校はニュージーランド国内に集中している。学校の選択の際にはNZQA(国立資格審査局)に認定されているスクールを選ぶ必要がある。NZQA認定を受けていないスクールは正式に留学生の受入を認められない。
<入学レベル>
英語集中コース(Intensive course)、一般英語コース(GE)ともに入学のために必要な英語レベルの基準はない。基本的に初心者でも全く問題はない。クラスの平均人数は8~10人。学校規模もこじんまりしてアットホームな感じのスクールが多いが、各スクールともTOEFL・
IELTS・ ケンブリッジ英検などの試験準備コースを併設しているほか2週間からの短期英語プログラムを設けているのが特徴。
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